ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか
明らかに「けもの道」を歩きこれからの人生を模索している自分にとって、今の立ち位置とすべきこと、さらにすでに足を踏み入れた「30〜45才」のこれからやっていくを確認できた。
特に「けもの道力」を持った将棋の遠山四段の行動例は、たった1ページ分の文章だけど非常に参考になった。ぜひ真似をさせていただきたいものだ。
ところで、小飼弾氏もブログで書かれていたが、この本と三田紀房著の「汗をかかずにトップを奪え」を合わせて読むととても面白い。「好きを仕事にするべき」という理想論の梅田氏と、「好きを仕事にするな」という現実論の三田氏。スタンスや書き方などまったく正反対に見える両本で言わんとすることが、不思議と一致するところが多い。
結局、今の世の中において「うまくやっていく」ための道筋は、見える人にはしっかり見えているんだと思う。不器用な私は、彼らの本を読むなどして、その「型」を身につけていかなくてはいけないな、と思った次第。
ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)
- 作者: 梅田望夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/11/06
- メディア: 新書
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