プロフェッショナルアイディア。


博報堂の広告ディレクターが書いた「アイデア(本の中ではすべて“アイディア”)開発法」。名著「ひとつ上のアイディア。」と同じ装丁だが、こちらは筆者が一人で、短時間で読める。


筆者流のアイデア開発法をごく簡単にまとめると、アイデア出しを最低3回行い、せっぱ詰まった最後の時間的に追い込まれた段階で渾身のものが出てくるというもの。スケジュール管理の重要性や、アイデア会議の進め方といったマネジメント側からの視点で書かれている部分が多い。筆者は広告が専門だが、編集にも通ずる部分が多く、個人的にも参考になった。


新しい発見よりも、経験から基づいた基本の大切さが具体的に書かれているので、刺激は少ないかもしれない。それに文量の割に値段が高いと思うかも。図書館で借りるのにちょうどいい本かな。

プロフェッショナルアイディア。欲しいときに、欲しい企画を生み出す方法。

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