VAIO type Pは「これからに期待」
ちょうどアキバで打ち合わせの予定があったので、ついでにヨドバシに展示されていたVAIO type Pを触ってきました。
…スミマセン、おいら的にはちとビミョーです。発売前から評価するのもなんですが、今のところEeePC S101の方がお似合いのようです。
■文字が読めん…
まず高精細すぎてで文字が小さく読みづらい…っつーか標準では読めません。で、大きくしたら表示が崩れたりするなどバランスが悪くなってしまいます。ま、コンタクトをつけても視力が0.6前後しかないので、普通の視力があればそのへんは問題ないかも
■Vistaもっさり…
Atom Z520(1.33GHz)ではメモリ2GBあってもVistaをサクサク動かすには至らないようです。ソニスタで選べる最上位CPUならそこそこ使えるようですが
正直に言えば、1.60GHz版までのVAIO type Pにはあまり大きな魅力を感じなかった。もちろん、姿形や軽さは魅力だが、それにしても遅過ぎると思っていたからだ。しかし、1.83GHzのZ540を搭載するモデルならば、決して高速ではないものの、そこそこ使えるという感触を持った。
■ポインティングデバイスが思うように動かせん…
なかなか思った通りに動かせません。これは慣れかな…?ThinkPadを手放してから相当経っているので、指先の感覚が鈍っているのかもしれませんが、レビューを見ても改良の余地がありそう。
ただキーボードは良いのだが、スティック型のポインティングデバイスは、少々過敏過ぎるように思う。動きそのものは調整が可能だが、スティックをタップする操作がとても敏感で、まったくタップした意識がないのにクリックされているということが多々あった。
設定でタップ感度を最低にしたが、それでもなお同様の現象に悩まされ、結局、この機能(ThinkPadで言うところのプレスセレクト)を切ってしまった。ドライバのチューニングだけで直る問題なので、製品版では修正されている可能性もあるが、もしそのままの設定で発売するのであれば、後からでも感度設定の幅を広くしたドライバを配布して欲しい。
ただ、こうしたエッジの効いたアイテムは、ガジェット好きなアーリーアダプターが真っ先に飛びつき、使い勝手を上げる方法を見つけてくれたり、時にはそういうアプリを開発してくれたりします。ソニーが渾身の力を込めて作ったVAIO type Pをユーザーが育てて、最強のモバイルツールになることを期待したいところです。