クール・ジャパン世界が買いたがる日本
日本のマンガ・アニメ・ゲームなどが世界に受け入れられ「クール・ジャパン」と評される一方、当の日本はそれに気づかずビジネスとして活用しきれてなかったり、人材を育てる環境が整ってない等の現状を指摘。こうした実例を挙げた上で、筆者が考える日本をコンテンツ立国にする道筋を描いた本。
個人的に興味を持ったのが、映像制作に「理数系」のプログラマーが特に必要とされているにも関わらず不足しているという点。
『デジタルの時代にマンガやアニメに関わる世界に入るとなると、理数系が近道なのだと言うことを忘れている。(中略)理系離れといわれ、志望者が減少している物理学科や数学科が、実はエンターテイメントの世界に直結しているのだと知れば、理系の子供の希望も広がるはずだ』
- 作者: 杉山知之
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2006/02/01
- メディア: 単行本
- 購入: 5人 クリック: 126回
- この商品を含むブログ (27件) を見る