ideapadレビュー(1)「デキるビジネスマン」になれる!?

ideapad(アイデアパッド)をあちこち触っていて感じるのが「堅い」。厚めのボディで、どの部分に力を加えてもびくともしない(液晶はさすがに波打ってしまうけど)。とにかくかっちりと作られているので、毎日持ち歩いても壊れなさそうな安心感がある。

そして手にした感触。特にキーボードやパームレストタッチパッドの部分が、プラスチックながら細かい凸凹がついたマットな仕上げになっていて、とてもいい。よくあるつるつるなものは、わずかな手の汗の影響か手や指の離れが悪くなりがちで何となく気持ちが悪いのだが、ideapadならこれがない。些細な違いだけど、使っている間はまさに人とPCのインターフェイスになる部分なのでとても大事だと思う。この部分だけ見れば個人的にピカイチだと思う。これは人によって好みがあるので、興味があればぜひ店頭などで触ってみてほしいところ。
ideapadのキーボード、タッチパッド、パームレスト
↑写真ではわかりづらいけど、細かい凹凸があってざらざらじている。

あと、キーボード部分の傾斜。6セルのでかいバッテリーのおかげで、机に置くと自然と傾斜ができるのだけど、この角度が絶妙。椅子に座ってキーボードに手を置くと、これがハマり打ちやすい。さらに液晶があまり後ろに倒れず角度がないので、画面をいい位置から見ようとすると背筋が伸びる。なんだか計算されたように自然と「デキるビジネスマンが仕事している」という姿勢になるのだ。
ideapadのヒンジ

そんな「ガワ」の部分だけ見ると、とてもよくできていると思うし、個人的に好みだったりする。