やっぱりセカンドライフは

本当は心のどこかで胡散臭さを感じながらも、みんながすごいというならきっとすごいに違いないという錯覚に陥っているわけではないのだろうか。

 そして、人々は、バーチャルリアリティに、本当にリアルを求めているのだろうかという、素朴な疑問につきあたる。

(中略)

YouTubeの画像は、荒く汚いものが少なくない。でも、そこには確かにリアルを感じることができる。ぼく自身はそうだ。でも、最新のグラフィックスを駆使した映画や3Dゲームにリアルを感じることはない。

セカンドライフに対する山田さんの印象。さすが表現が適切だなと感心する。いや、まったく同意見。


別に金儲けが悪いとは思ってないが、セカンドライフはすでにそれ「ありき」になってしまっている。一般ユーザーにとって娯楽の域を脱してないのに「ビジネスセミナー」が開かれている時点で終わっているとしか思えない。少なくともおいらはそんなもので自然に楽しめそうにはないし、同じ考えの人は多いと確信している。だからビジネス面でも将来はないと思う。


おいらが「ネットってすげぇ!」としみじみ感じたのは、掲示板やIM(当時はICQ)でのリアルタイムの会話(ジョホールバルの喜劇の瞬間を共有した)とオフ会、ヤフオク。ネットは空間を通り越しかつシンプル媒体で、人と人とを繋ぐなにかしらのリアルがあって、はじめて感動したんだと思う。(あー上手い表現が思い浮かばん!)。