ネット上での写真の楽しみ方

SNSの写真共有機能によるユーザーの取り込みが進んでいるとし、またニコンデジタルカメラ無線LAN機能を利用して写真を共有およびアップロードできる「MyPictureTown」というサービスを提供していることも含め、写真共有サイトサイトは、メーカー自身の動向と共に、独自の発展を遂げていく可能性があるとしている。


そもそも写真って、「誰々がどこどこに行ったときのもの」として内輪で楽しむことが多い。しかもそのときは顔が写っていることで盛り上がる。しかしそういう写真を不特定多数の人が見ることができる場所に置くことには抵抗がある。そう考えるとSNSや認証機能があるサイト向けコンテンツといえそう。


それにネット上にある写真は一部を除いてクオリティが高いとはいえず、写真だけで楽しむというより、文章などを補う位置づけにあることが多い。写真単体で楽しめるのは、一般の人が日常を撮ったものより、世界のオドロキ画像や決定的瞬間みたいなものだ。そうしたものは写真共有サイトよりブログの方が親和性があると思う。


こうしたニュースをダシにして文章と画像、さらに動画の性質を改めて考えてみると面白いし、コンテンツ制作の仕事を振り返るいい機会になる。