SMOって実はとてもシンプル?

仕事で時事通信主催のセミナー「爆発するソーシャルメディア 〜広報、広告、マーケティング業務はどう変わるのか〜」に参加してきた。いくつものセッションがあって、SNSやらセカンドライフやらへのビジネス戦略などが紹介されていたが、全体的なお題はSMO(ソーシャルメディア最適化)だ。


ただ、各セッションに参加してみて、自分なりに理解したSMOとはごくシンプル。基本は社内から社外へ発信できる情報は1つでも多く発信すること。そうすることで、ブログをはじめとしたソーシャルメディアから取り上げられる確率は増える。


例えば自社で展開している商品やサービスをアップデートした際に、よほど細かくて読んだ人にひんしゅくを買うようなことでなければ、堂々と発表しろってことだ。相手はソーシャル(=社会)。どこにその情報を必要としている人がいるともわからない。


ツールはニュースリリースやブログ。ニュースリリースは会社としての発表なので大きめの話題。ブログは小回りを効かせ、その話題のフォロー(例えば新商品の具体的な使い方とか)や、小さめの話題などだ。


その情報を、よりソーシャルメディアに伝えるためのルールが、講演されていた住太陽さんが翻訳されていた「SMOの18のルール」だろう。情報発信する上で、これらを意識すればより効果的というところだ。


付け足すなら、その情報を読み手にわかりやすくする必要がある。わかりやすいとは「見やすい」「読みやすい」の両方を満たす必要がある。ここは作成側のスキルが必要となるだろう。このへんは今読んでいる「だから御社のWebは二度と読む気がしない」が詳しいのでオススメ。