「デザイン満開 九州列車の旅」展に行ってきた。

INAX銀座で開催中の「デザイン満開 九州列車の旅」に行ってきた。「なんとマニアックな」と言われるかもしれないが、去年の夏に初めて九州に行き、青春18きっぷで一周したとき、九州の鉄道に魅了されてしまったのだ。

本展では、九州を走る列車の中でも、デザイン顧問・水戸岡鋭治氏の手による10種類の列車の意匠やコンセプトに光を当て、洗練された和の味わいを取り入れた新幹線「つばめ」、近未来を想像させる遊び心に満ちたフォルムの特急「ソニック883系」など、多様な輝きを放つそれぞれの列車の魅力、そして誕生の背景を紹介します。

あまり広くないが、模型や制服、記念品などが飾られていて、そこそこ楽しめた。なかでも、九州新幹線などの座席が展示されていて、実際に座れるというのはよかった。
デザイン満開 九州列車の旅
デザイン満開 九州列車の旅
デザイン満開 九州列車の旅

せっかくなんで、去年実際に撮ってきた列車の写真も載せてしまおう。
九州新幹線つばめ
九州新幹線つばめ
九州新幹線つばめ
ソニック885系
ソニック885系
コミュータートレイン817
コミュータートレイン817

九州は車社会の傾向が強く、列車は秀でた魅力がなければ利用されがたい環境にあると言われています。そのためJR九州は細やかな工夫を重ね、愛される列車の開発のため独自の挑戦を続けてきました。このような鉄道ルネッサンスともいうべき、今までのイメージを一変させた車両のデザインは、鉄道ファンのみならず多くの人を魅了し注目を集めています。

東京近郊を走る鉄道の多くは生産から実走までとにかく効率優先。低コストで作って多くの客を運ぶことを目的に設計されているといえる。これに対して九州の鉄道は外観から内装まで工夫が凝らされていて、見た瞬間から「乗ってみたくなる」し、「乗ることが旅の目的の1つになりうる」魅力に溢れている。九州新幹線や「かもめ」は、まだ強く印象に残っており、今年は「九州横断特急」や「あそ1962」などに乗るために、また行こうと思っている。っていうか、この本を見て行くことに決めた。

デザイン満開 九州列車の旅 (INAX BOOKLET)

デザイン満開 九州列車の旅 (INAX BOOKLET)

これはすごい。イベントで展示されていた写真のほとんどが収められていて、九州を走る列車の魅力がこの一冊に詰め込まれている。多分、手に取った人のほとんどが、今度の長期休暇の予定が決まるはず。