CGMが儲からない理由

「ヤフーに追いつけ」は“卒業”――ライブドアポータルがリニューアル
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0607/03/news034_2.html

 広告予算で最も大きいのは、大企業のブランディング広告。これを獲得できればCGM広告の市場は一気に広がるが、自社に不利な意見が書かれている可能性があったり、権利侵害しているコンテンツも掲載されているCGMは、広告媒体として人気が低い。

 伊地知副社長は「広告主や商品について不利な発言をしない媒体に出稿するという、マス広告的な発想はネットには合わない」と語り、広告主側の意識を変えていきたいとする。

 「ネットユーザーは、情報を取捨選択できる人たち。100人がすばらしいと絶賛する商品よりも、80人はほめるが、20人はけなす商品の方がたくさん売れるのではないか」

 だが「100人が絶賛する」マス広告の手法に慣れた広告主の意識改革には時間がかかるとの見方。「1年後に意識改革が進んでいれば、早いほうだろう」

CGMは話題性があり人は集まるけどカネにはなりにくい理由の一つをうまく表現していると思う。

確かに、読者の目ではなく、あくまで企業(あるいは広報・宣伝)の目でしか見ることができない広告出稿者(≒広報・宣伝の勉強不足と思える人)はなかなか減らないだろう。